附属病院 総合診療部に多胡 雅毅教授が就任されました
2024年06月12日
2024年3月1日、佐賀大学医学部附属病院総合診療部の第四代教授に就任しました、多胡雅毅と申します。私は佐世保市出身で、1999年に旧佐賀医科大学に入学して以降、一貫して本学でキャリアを積んで参りました。本邦の国立大学で最も歴史のある総合診療部を運営することに、大きな喜びと責任を感じております。
当院は県内唯一の大学病院で、高度急性期医療の砦でもあります。当科の使命は、当院の機能と佐賀県の地域医療を守ることであると考えています。当院の救急医療と専門診療科を支え、地域の医療機関では診断が難しい患者を、丁寧な病歴聴取と身体診察によって診断し、治療を行います。さらに、診断が不可能な患者に寄り添い、問題解決の支援を行います。また、県内3箇所の市中病院に設置している佐賀大学医学部附属病院 地域総合診療センターに総合診療医を配置し、そこで総合診療教育を行い、佐賀県の地域医療体制を充実させて参ります。
また当科では、大学病院の一診療部門として研究と教育にも注力して参ります。アカデミックホスピタリストを多数育成し、佐賀大学、佐賀県、総合診療医学の発展に貢献して参ります。
皆様、引き続きご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。