整形外科の学生実習:医学生による症例報告 Letter投稿
2025年01月15日
整形外科では、教室全体で学生教育に取り組んでいます。
「医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)」に基づき、診療参加型実習を重視しつつ、科学的探求心を育む教育を推進しています。
その一環として、令和4年より5年生や6年生、輔仁大学からの留学生に対し、英文での症例報告やLetter投稿を積極的に指導してきました(令和5年 症例報告1 Letter11、令和6年 Letter 6)。これらの取り組みに対して、学生たちから「論文の読み方が変わった」「マッチング面接で大いに役立った」と感謝の声が寄せられており、私たち教員にとっても励みとなっています。
英文の症例報告やLetter投稿は、学生の名前とともに「Saga university」の名もPubMedに収載されます。この取り組みが、学生自身の業績を残すことに加え、「医師になる夢を支えてくれた母校への恩返し」という思いを育むきっかけとなればと思っています。このような濃密な学びの時間を共有した学生たちが佐賀での研修を選ぶケースが増加しており、愛校心の涵養にもつながっていると感じています。今後も、医学生たちの潜在能力を引き出し、アカデミアへの扉を広げる指導も愚直に続けてまいります。
最後に、この取り組みに真摯に取り組み、共に努力を重ねてきた学生の皆さんに、心からの感謝を申し上げます。皆さんのひたむきな姿勢と熱意は、私たち教員にとっても大きな学びと励みになりました。これからも共に成長し、未来を切り拓いていきましょう。
Lastly, we would like to express our heartfelt gratitude to the medical students of Saga University and Fu Jen Catholic University. We sincerely wish that everyone’s future will become even more brilliant!!

