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2025年度「医療人へのとびら」がスタート!

2025年06月26日

 佐賀大学では、継続・育成型の高大連携活動(とびらプロジェクト)として、将来、医師・看護師を目指す高校生を対象とした「医療人へのとびら」を実施しています。6月15日、高校1年生から3年生を対象に、2025年度の第1回目のプログラムが行われました。


■1年生

救急医学講座 小網 博之 准教授「救急医から皆様へのメッセージ」
 高度救命救急センターで実際に勤務する小網先生より、『救急医療とは何なのか?』『今後医療現場はどのようになっていくのか?』を現場目線でお伝えしました。

統合基礎看護学講座 折橋 隆三 講師「看護について」
 看護師として13年勤務し、本学看護学科で教員として働く折橋先生より、実際に看護師として働いた経験から、看護とは何か、看護師は何をしている人なのか、看護師を目指すうえでどのような進路を辿ったらよいのかを、わかりやすく説明しました。

 また、初回となるため、医療人へのとびらの運営委員長である医師育成・定着支援センターの江村 正特任教授より、医療人へのとびらに参加する意義や今後の予定についてのオリエンテーションが行われました。

■2年生

分子生命科学講座 三宅 靖延 准教授「知っているようで知らない免疫の話」
 免疫学分野で研究を行う三宅准教授より、人体の免疫の働き、そして2020年代に全世界で流行した新型コロナウイルスについて、模擬講義の形式で受講者への説明が行われました。

生涯発達看護学講座 川久保 愛 講師「病とともに生活をする人への看護」
 慢性期看護学領域で研究を行う川久保講師より、糖尿病やがん、心疾患等の慢性疾患の患者さんについて、看護師はどのように他の医療職と連携し、長期にわたり診療を受ける患者さんを支えていくのか、講義が行われました。

■3年生

 3年生は今回が医療人へのとびらの最終回となるため、運営委員長の江村 正特任教授と看護学科において医療人へのとびらリーダーである生涯発達看護学講座の田中 奈美教授より、医療人を目指す3年生へのメッセージが送られました。その後、医療人へのとびらのポートフォリオ作成を行い、医療人へのとびら修了の挨拶・記念撮影が行われました。また、これまで医療人へのとびらに参加された受講者に対し、カッチーくんグッズの贈呈も行われました。

 「医療人へのとびら」では、高校3年間にわたり、継続的にプログラムに参加いただくことで、自らの進路を見つめ直し、大学での積極的な学びに繋げることを期待しています。

佐賀大学とびらプロジェクト
https://www.sao.saga-u.ac.jp/admission_center/tobira/