tel 0952-31-6511
佐賀県佐賀市鍋島5丁目1番1号access

琉球大学とのワークショップ「島の民、山の民、里の民の医療を学ぶ」を開催しました

2025年10月17日

 佐賀大学医学部は、文部科学省「ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業」において、「島医者・山医者・里医者育成プロジェクト」を琉球大学と共同で実施しています。10月10日(金)、両校に地域枠として入学した学生に各々の地域における医療の特性及び未来の地域医療に求められる役割や能力について理解を深めてもらうため、合同ワークショップを開催しました。

 開催に先立ち、琉球大学 大内 元 特命准教授と琉球大学4年生3名が、副島医学部長のもとを訪問しました。

 夕方、佐賀大学医学部4・5年生も加わり、合同ワークショップが始まりました。ワークショップは2部構成となっており、前半は「これまでの地域医療の学びを振り返る」として、佐賀大学・琉球大学それぞれの視点から地域医療についての発表が行われました。合間に「地域医療実習で何を学びたいか」というテーマのもと、グループにわかれての意見交換も行われました。

 後半にうつる前、地域医療科学教育研究センターの小林 孝巨 特任助教によるイブニングセミナー「へき地・離島・地域でのキャリア形成」が行われました。離島での診療経験、そこから始まった研究への熱意に学生たちが聞き入っていました。後半は「地域枠学生の本音」として、学生による活発な議論が行われました。

 今回のワークショップを通じ、両校の学生が交流することで卒前から卒後へ続く関係性が構築できたらと思います。琉球大学の皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。