本学部の教員が高校で授業を行いました
2025年10月29日

佐賀大学では、大学教育を紹介する高大連携活動のひとつとして、佐賀県内外の高等学校へ教員を派遣し、高校生へ本学の魅力を伝えるジョイントセミナーを行っています。医学部では、今回、一般・消化器外科 井手 貴雄 講師が行った授業を広報担当で取材しました。「1人でも外科医が増えてくれたら」という井手先生の思いのもと、授業が行われました。

授業は先生の自己紹介からはじまり、大学病院での外科医がどのような仕事をしているか、① 臨床 ②研究 ③教育の3つの視点から説明されました。「臨床」では、現在附属病院一般・消化器外科で主流となっている手術支援ロボットを用いた実際の手術動画が流れ、驚きに満ちた様子で生徒たちが見入っていました。外科医は「自分の手で治せる」という点が魅力であると、井手先生は語ります。
その後、質疑応答の時間には、「高校生の立場でできる医療に関する研究とは?」「国語が苦手だけどどうしたらいい?」「AIと医療との関わり」など、様々な質問が飛び交いました。

最後は、井手先生が持参したお土産をめぐって、教室全体を巻き込んだじゃんけん大会が行われました。
今回の授業を通じて、佐賀大学医学部で学ぶ魅力、医師という職業の魅力が伝わればと思います。ジョイントセミナーにご尽力いただいた高校関係者の皆様、ありがとうございました。